
G20での仮想通貨に対する話は終わりましたね。結論は大きな規制はなし。
心配はしていましたが、ブロックチェーンの技術はやはり凄いということでしょう。
ブロックチェーンは世界を変えると私は信じています。
今回は仮想通貨大好きちゅうたがヴェチェーン(VeChain)VENについて解説していきます。
目次
ヴェチェーン(VeChain)VENとは?
ヴェチェーンとは、ヴェチェーン財団により、2017年8月15日に発行された仮想通貨です。
ヴェチェーンはイーサリアムをもとにして作られています。開発が開始されたのは2016年1月です。
2017年7月にシンガポールにヴェチェーン財団が設立しています。
ヴェチェーンは使用の目的がはっきりしている仮想通貨です。
IoT(モノのインターネット)を導入することを目的としています。
ヴェチェーンのビジョンは、ブロックチェーン技術を活用することで、自律的かつスケーラブルな信頼性の高い分散型のビジネスエコシステムを構築することを目標にしています。
ヴェチェーンの基本情報
- 通貨単位:VEN
- 発行枚数:873,378,637 枚
- 現在発行枚数:519,205,238 枚(平成30年3月21日現在)
- 公開日:2017年8月15日
- 公式サイト:公式ホームページ
ヴェチェーンの特徴
ヴェチェーンの最大の特徴はIoT(モノのインターネット)に導入するために作られたということです。
IoTとは、Internet of Thingsの略です。
IoT(モノのインターネット)はあらゆるものをインターネットにつなげて生活を便利にしていくことです。
その中でも、ヴェチェーンは物流に対して使用が出来るようにプロジェクト進めています。
各商品にタグ付けを行い、物流管理の簡易化、小売店での商品管理の簡易化を目指しています。もう一つ注目されていることが、本物か偽者かを判断することが出来るということです。
本物の見分け方
商品の偽者を見分けることはとても難しいことです。身近なものですとブランド品の偽者です。海外に行くと偽者品が大量にありますよね。
皆さんも海外旅行などで安価でブランド品を買ったことがありませんか?
あからさまに偽者ですという値段で販売をされているものであれば偽者と判断はつきますが、綺麗な作りをした偽者も大量に出回っています。
あなたの手元にあるブランド品は本物ですか?
ブランドの証明があるか大丈夫ですか?
そんな時ヴェチェーンの技術があれば、解決することが出来るのです。
ブロックチェーン上に商品の情報を書き込みます。ブロックチェーンですので書き換えることは出来ません。
その情報をチップにして、商品に埋め込みます。
情報を消費者がQRコードなどで読み込むことが出来るようにすることで安心して購入をすることが出来るのです。
これは画期的で実用の可能性が非常に高いですね。
技術画実用がすればヴェチェーンの注目は一気に加速していきそうですね。
大手企業なども偽者の商品が減ることは歓迎していると思います。偽者が減ることにより、自社の商品がしっかり売れることになり、壊れやすいや、作りが雑などと言ったクレームがなくなります。
大手企業からしたら、喉から手が出るほど欲しい技術になるでしょう。
提携
ヴェチェーンは既に、企業と提携をしています。
ヴェチェーンは、2017年12月、世界的大手コンビニエンスストアと提携を発表しています。
コンビニエンスストアの名前は明らかになっていませんが、実用化されるようになると世界的に大きなニュースとなるでしょう。
ヴェチェーンの技術が、採用されることにより、コンビニエンスストアでの商品管理が簡易化されることになります。
もしかすると無人のコンビニエンスストアなどが出てくるかも知れませんね。
コンビニエンスストアに先を越されないようにスーパーなどもヴェチェーンの技術を採用していく可能性もあります。今後の動向に目が離せません。
提携の話は小売業界だけではありません。多くの企業から注目を集めているため、今後色々な企業との提携の話が出てくることでしょう。
今後の動向
ヴェチェーンはスマートコントラクトの技術を使用しています。
スマートコントラクトで、有名なのはイーサリアムです。ヴェチェーンの元となった仮想通貨です。他にもNEOなどがあげられます。
ヴェチェーンは開始してまだ1年も経過していませんが、既に知名度を高めてきています。
イーサリアムやNEOなどスマートコントラクトの技術により成功を収めている仮想通貨のように、ヴェチェーンも成功を収めていくことでしょう。
先述しましたが、提携の話が今後ヴェチェーンの価値を高めていくことになります。
どの仮想通貨が生き残ることが出来るかということを聞いたことがあると思いますが、仮想通貨自体は同じような性能をもっているものがたくさんあります。
スマートコントラクトの技術でもそうです。イーサリアム、NEOなど有名な仮想通貨も存在します。
そこで重要なのが、実用化です。ヴェチェーンが実用されるかどうかで、今後生き残れるかが決まると思います。そのためにも企業との提携が必要になります。
ヴェチェーンの技術は紹介をしました。かなり魅力がありますよね。技術力は高くても使われなければ消えます。
面白い世界ですね。今後に期待をしましょう。
ヴェチェーン(VeChain)VENの購入方法
ヴェチェーンは日本の取引所では取り扱いがありません。
ヴェチェーンの購入は香港取引所になりますが、バイナンスをおすすめします。
バイナンスの登録は↑のリンクからどうぞ。
グーグルクロームの翻訳機能を使用すると日本語表記になるのでわかりやすいです。
まとめ
ここからは私の勝手な予想も入っています。
参考までに見てください。あくまで予想であり、発言による責任は負いません。投資は自己責任です。
ヴェチェーンについて解説をしてきました。技術はとても魅力があるものですね。
今後、実用化されるかとても楽しみにしています。中国で開発されたのに、偽者の判断が出来るってところが私は好きです。
中国で偽者が多く販売されているのにそれを阻止するってところがいいですね。
ヴェチェーンの技術が高く、今後実用化される可能性があるというのは理解して頂けたと思います。しかし、私も一つ気になることがあるのです。
トークンの使い道です。2017年12月ごろから価格は高騰して30倍くらいに上がったこともありました。
技術力は高いですが、トークン使い道なくない?なんて思っています。
公式ホームページにはこのように記載があります。
VENは、VeChainの分散プラットフォームをサポートする燃料または血液に似ています。すべての参加者は、VENを使用して製品やサービスを入手しなければなりません。
公式ホームページより
あっ!これなら価値がありますね。
って思いますが、例えばコンビニエンスストアの提携のお話をしましたが、全ての商品をVENを使用しないと購入が出来なくなるということですよね。
ん・・・これではコンビニエンスストア側のリスクが大きすぎます。
セブンイレブンで言うところの「ナナコ」みたいな感じでカードの中にVENを入れることが出来るようになったとしても、「ナナコ」の使用率もそこまで高くないのに100%VENというのは無理ですね。しかも価格の変動がある仮想通貨ですし。
んーーーーって感じですね。
私は、ヴェチェーン自体の技術は凄く評価をしますが、トークンへの評価そこまでしていません。今後については、価格は上がる予想をしています。
その理由は、仮想通貨は現在、トークンの使い道よりもブロックチェーンの使い道を評価して価格が乱高下しているからです。
ですが、将来的に見たときは、価格が何十倍にも上がるとは思っていません。
ではでは