
4月10日金融庁で、仮想通貨交換業等に関する研究会が開催されました。
この研究会で使用された資料が出てきましたので一つ紹介します。
第2弾です。
第一弾はこちら
https://tyuta.com/kasoutukataikoku-01/
目次
仮想通貨の取引量
金融庁資料
金融庁ホームページより引用
こちらは、今回の研究会で使用された資料です。
日本円でのリップル購入額
資料を見ていただきましたが、リップルの時価総額に対して、日本円での購入は0.2%しかありません。
リップルの時価総額は約2兆円です。正確にはもう少しあります。
2兆円の0.2%の金額が、日本円ということですね。
価格に直すと40億?
少なくない?リップルで有名な与沢翼さんだけでも数億あるので、この数字はおかしいです。
韓国を見ていきましょう。
韓国では、リップルが人気のようです。
グラフのKRWがウォンですね。
リップルの25.6%は韓国人が保有していることになりますね。
金額に直すと5120億円です。日本円と比べると金額が凄いですね。
この金額を見る限り、リップルは日本よりも韓国人に人気と言うことになりますね。
他の通貨も見てみよう
ビットコインは後で話をします。
イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン全ての通貨に対して言えることですが、日本円での取引が異常に少ないですよね。
イーサリアムは0.34%
ビットコインキャッシュは0.26%
ライトコインに関しては表記もされていません。
このデータを見る限り日本で仮想通貨は流行っていないことになりますね。
これは一体どういう事?
答えはビットコインにあります。
ビットコインの取引量
ビットコインのグラフを見ていきます。
日本円での取引額が異常に多いですね。
57.71%となっています。
ビットコインの時価総額が、約13兆円となっています。
これの57.71%が日本円です。価格に直すと7兆5千億円ですね。おぉーこれは凄い金額です。
日本が仮想通貨大国と言われる由来はビットコインの取引額にあります。
ただ、一つ言えることは、13兆円という金額なのでまだまだマーケットとしては小さいということですね。
一時は中国がビットコインの取引が多かったですが、中国では規制が掛かってしまい、人民元を使って取引を行うことが出来なくなっています。
その分他の通貨が増えたという事です。
ビットコインで注目をして欲しいところがあります。
リップルをはじめ他の仮想通貨に対してビットコインでの購入が額が、一位となっていることです。
ビットコインが基軸コインと言われる由縁です。
ビットコインの57%は日本円で買われています。
という事は、リップルなどのアルトコインを購入しているビットコインのうち57%は日本で購入されていることになりますね。
リップルが日本円での取引が少ない理由は、ビットコイン建で購入をしているという事です。
なぜ日本でビットコインが人気なの?
疑問
日本人にビットコインって人気なんですか?
仮想通貨をやっている方々はビットコインを所有していますか?
これって、取引所にあるリップルやイーサリアム自体は円建てではなく、ビットコイン建てになっているという事ですよね。
販売所で購入するものは日本円建てに変わるという事ですかね。
そもそも日本円建てで購入することが出来る販売所、取引所はどこ?
そう思いませんか?日本円で購入されているアルトコインが異常に少なすぎます。
ビットコインは人気ではない
日本でビットコインが人気というのは、間違った解釈です。
前述したとおり、アルトコインを購入するためにビットコインを円で購入をしている人が多いということです。
そして日本で、取引量が多いと言われているのはFXです。
これは、単純に投機です。儲かるからビットコインを買っているだけです。
ですから、ビットコインが人気というのは間違っています。
日本人はリップルを持っていない
購入できない
題名で日本人はリップルを持っていないと書かせていただきました。
厳密に話をすると、日本人は日本円でリップルを購入することが出来ないという事になります。
この理由として分かりやすいものを説明しますと、リップルを日本で購入が出来るのは、ビットバンク、ビットトレード、GMOコイン、DMM(FX)となっています。
2018年4月18日23時現在。ビットバンク、ビットトレードの板で解説をします。
24時間の取引量は 121,000,000XRPとなっています。一日で70億円以上の金額が取引されていることになります。
もちろん全て購入しているものでは、ありません。
それでも日本円で購入されているリップルの金額が40億円に対して、取引額が70億という事は考えずらいです。
ビットバンクに入っているXRPは日本円だけが基軸になっているわけではないと捕らえるのが自然ですね。
リップル
という事で日本人はリップルを持っていないわけではなく、ビットコイン建で、持っているという事になります。
リップルは日本で人気の仮想通貨となっています。
しかし、リップルの人気は韓国には負けているかもしれませんね。
まとめ
今回記事をまとめていて、ショックだったことが一つあります。
日本では、アルトコインを購入するためには、ビットコイン建にしないといけないという事ですよね。
韓国では、ウォン建てで購入することが出来るのに日本では出来ない。
アメリカに負けているのは仕方ないと思っていましたが、韓国に負けているという事ですよね。それは悔しいです。仮想通貨の流行は確かに韓国の方が早かったように思いますが、そこに負けないように頑張っていると思っていましたが、まだまだ技術的にも負けているように感じます。
取引所を運営している方々に頑張ってもらうしかないですね。
金融庁の資料でまだ気になるところがあるので、また記事にしていきます。
今回金融庁の資料を使って、リップルの解説をしてきましたが、今回の資料だけでは、日本人がどのくらいリップルを所有しているのか分かりませんでしたね。
もう少し詳しい資料を出してくれるといいですね。
日本で何が人気っていうのが気になるのが日本人ですからね。他国でという話よりも、日本での人気が気になりますね。
日本でもっと人気が出てきたときに話題として話をしていきたいと思います。
仮想通貨で日本を豊かにしていきたいと考えています。
仮想通貨を所有していない人には購入するように勧めています。
もちろんリスクの話をしています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
皆様も仮想通貨を広めて行きましょう。
ではでは